モデル ウォーキングパフォーマンスクラス(WPC) ショー パフォーマンス集団 multiplay
舞台の上はごまかせない☆
2018/02/19
今日は堀見悦子バレエ・ダンススタジオさん主催の模擬オーディションの審査員をしてきました。
堀見悦子先生は、ご存知、異業種パフォーマンス集団「multiplay」でご一緒しているえっちゃんです♡
テーマパークダンサーを目指す50名弱の皆さんが、本番にほぼそっくりの模擬のオーディションを受け、準備するためのもの。
ちなみに、私以外の審査員の先生たちは、皆さん関東某テーマパークで踊ってらっしゃった方たち!!
あの、狭き門を通って、何年も第一線で踊ってらっしゃった方達です。
ちなみに、悦子先生は8年!!!!!!
8年もですよ!!!!!!!!
去年は今、帝国劇場のSHOCKに出演中の友池舞衣子先生もいらっしゃいましたが、SHOCKのアンサンブルの中にはやはり、友池先生と同じ、元テーマパークで踊ってた方が他にもいらっしゃいます。
それだけ、レベルの高さが分かりますよね・・・
まぁ、そこを目指す人達ですから、厳しいのは分かり切ってる事で、私たちにも悦子先生から『厳しい審査をお願いします』と言われました。
私だけ、ダンサーではなく、ダンス経験がない、モデルという立場から見せてもらう立ち位置なんですけど、でも共通点はたくさんあるなぁと思って去年も見せてもらいました。
そう、去年も審査員させてもらって、本当に勉強になったんですよね。
だから、今年もとっても楽しみにしていました!!この模擬オーディションに来たくて、東京校の講師を今月は断ってでもやりたい仕事なんですよね。
モデルとの共通点、それは、ビジュアルの重要性。
悦子先生からハッキリ言われましたが、
ダンスが上手くても太ってる子は落ちる。ビジュアルが即戦力になる子。合格させて育てる気はなくて、すぐ明日からパレードに出せる子。
モデル事務所も全く同じ基準です。
明日からオーディションに出せる子。即戦力を求めている事務所さんが多いです。
モデル事務所の場合は育ててる余裕が無いんですよね。だから、悦子先生のスクールやうちみたいなスクールの存在意義が出てくるんでしょうけどね。
テーマパークダンサーのビジュアルはモデルとは違うから、そこは考慮して見てたんですけど、例えば細さ。
テーマパークダンサーさんの細さはどれくらいが理想なのか聞いたら、悦子先生より太いと厳しいと。
で、50人の先頭で悦子先生が振付をし出したら、ほぼほぼ、悦子先生より太いじゃん!!ってなって、ほぼほぼ【要ダイエット】の欄に〇つけないといけないじゃん!!って。
いやー、テーマパークダンサーさん、身長がモデルより低いからね。かなり体重少なくないとダメだろうなぁ。40キロ前半だよね、少なくとも。
なおかつ、炎天下でも踊れるパワーが必要だから、体力はいるしね。そして精神力ね。
今日、一つ、核心を持てた事があったんですよね。
私、モデルオーディションの時もそうなんですけど、控室とか、他の人が注意を受けている時とか、とにかく無意識だろうなぁって時を見てるんです。
なぜなら、その時に本質が分かるから。
例えば今日も、そういう時に明らかに「ちょっとなぁ・・・」って猫背だったりお腹が落ちていたり、足がだらしなく開いてたりした子の番号を見たら、
ダンスも絶対上手くないし、そしてビジュアルもイマイチでした。
あ、やっぱりな・・・って。100発100中でしたから。
私の周りにはジャンルは違うけど、プロのパフォーマーの方が溢れてるじゃないですか。
それも超一流の方たち。
その方たち、どの皆さんともプライベートでご飯行ったり、遊びに行ったりさせてもらってますけど、舞台の上で輝いている人、キレイな人は、プライベートでも絶対に綺麗なんです。
どの所作も綺麗だし、舞台の上だからがんばってるとかじゃないんですよ。
舞台の上だから意識して綺麗にしようってやってるレベルは、そのレベルなんですよね。
無意識で身体に染み付いちゃってるレベルが、日本一のテーマパークで踊れるレベルだと思います。
でも、その綺麗な姿勢とか所作って筋力が必要だから、身体作りから必要でしょうしね。一朝一夕にはできないと思うので、日々の鍛錬ですね。
あとは雰囲気やオーラは意識の問題。
レッスンや舞台に立ってる時、以外のプライベートな時間も、普通の女の子と同じで良いとは思ってない事。
人に見られる立場を忘れない事、そして、その自信とプライド。
あとは、自分が舞台に立たせてもらう責任感と感謝。
自分が表に出られるには、たくさんの裏方さんの力があってこそ。自分にライトを当ててもらえるには、見えない人達の苦労がたくさんある事。
それらをしっかりと感じて、その人たちの想いを背負って舞台に立つんだという責任感と感謝の気持ちを絶対に忘れない事。
そのスタッフと呼ばれる人たちへの愛と、そして舞台そのものや、機構、垂れ幕、など、箱への尊敬と愛。
これはFacebookにも書いたんですけど、私は舞台に立つとき、衣装と仲良くなるのが第一ですけど、会場とも仲良くなりたいなぁって思うんです。
場と相思相愛になりたい。なぜかというと、場の空気が私を綺麗に見せてくれるし、引き立ててくれるから。
どんなにその人がキレイでも、場にそぐわないとダメなんです。場の空気、劇場の空気が観客を感動させるんです。
だから、舞台や場所と一体になるイメージトレーニングを必ずしてからパフォーマンスします。
だから、羽生君がリンクの氷に直接触れて、コミュニケーション取ってたり、リンクを出る時に必ず頭を下げてから出る行為は、とても気持ちが分かります。
愛してるんですよ、リンクを。氷を。
だって、そのモノたちがいてこそ、自分が滑れるんだもの。そのモノたちに助けてもらえるように。
数日前に見た光一君を見ていても、いつも感じます。
彼は歴史ある帝国劇場の神様に愛されてるなぁって。守ってもらっているなぁって。
羽生君もフィギュアスケートの神様に、リンクに、氷に愛されてるんですよ。だからああやって、いざという時に守ってもらえるんですよね。
そういう本番以外の時の気持ち、姿勢、態度が絶対に本番に透けて見えると私は思っています。
観客はそこまで意識してないけど、潜在意識で感じています。それらがなぜか感動するとか、あの人に目がいくとか、オーラになって感じさせるんだと思います。
WPCにはそういう所も、これからは伝えていきたいなぁと思いました♡
しかし、悦子先生のスクールのレベルは本当に半端ないです。
見に来られてた先生たち、皆さんが本当に感心されていました。
ダンスの技術が本当に高い!!だからこその、その次のビジュアルや、精神面の話になるんだと思います。
今日も本当に私が勇気とパワーをいただき、そして勉強させていただきました。
みんなに将来的に素晴らしいパフォーマーになっていただきたいです!!!!!!!!
応援しております♡
あ、最後に一つだけ!!
5/20のセンスコレクションでは、堀見悦子先生のスクール生のステージがあるんですよ~♡
本当に素晴らしいショーなので、皆さん、お楽しみに!!